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日本人プレイヤーがNBAで活躍するために

田臥選手がフェニックス・サンズでNBAデビューを飾ったことから
日本人はNBA選手になれる、ということは証明されました。
しかし、十分な活躍ができた!と言えるでしょうか?

例えば、MLBのイチロー選手や松井選手のように、スタメン出場でも特に珍しくなく
調子のいいシーズンには首位打者やファイナルMVPのタイトルも狙える、といったような。
残念ながら、まだそこまでは行けていないと思います。

何をもって活躍と見なし、現在どのような選手がライバルとして存在して
それらの選手を超えるにはどうすればいいのか、考えていきます。

個人での活躍

メジャーリーガーのイチロー選手や松井選手、松坂選手のように
野手なら打率、本塁打、打点のビッグタイトルの上位に名を連ねる、
先発投手なら勝利数、防御率、奪三振というビッグタイトルで上位を狙える、ということが
活躍、ということになるかと思います。
あくまで個人としての活躍ですが、そちらの方がわかりやすいかと思います。

NBAで挙げるなら
得点、リバウンド、アシストの3つのどれかでトップ20に付けられれば
活躍している、と言えるかと思います。

2010年トップ20選手

まずは、いきなりトップはムリだろう(汗)ということで
得点、リバウンド、アシストで20位前後のスタッツを挙げている選手を挙げてみました。

得点部門(カッコ内はPPG)
18位:デイビッド・リー(20.2)
19位:タイリーク・エバンス(20.1)
20位:コーリー・マゲッティ(19.8)
21位:ルディ・ゲイ(19.6)
22位:アーロン・ブルックス(19.6)

リバウンド部門(カッコ内はRPG)
18位:ケニオン・マーティン(9.4)
19位:ブレンダン・ヘイウッド(9.3)
20位:マーク・ガソル(9.3)
21位:クリス・ケイマン(9.3)
22位:アル・ジェファーソン(9.2)

ここまでは、相当厳しそうです。。正直、もうちょっと無名な選手が名を連ねるかと思ったら
各チームのエース級、インサイドの大黒柱のような存在が名を連ねています。

アシスト部門(カッコ内はAPG)
18位:ダレン・コリソン(5.7)
19位:トニー・パーカー(5.7)
20位:クリス・デュホン(5.6)
21位:チャウンシー・ビラップス(5.6)
22位:レイモンド・フェルトン(5.6)

と、ここでもオールルーキー1stクラス、ビラップスやパーカーなど
ファイナルMVPクラスが出てきます。
やはり日本人がいきなり出てきてすぐ活躍する、というのは難しそうです。
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